ほぼ日刊アトリエMアーキテクツの建築日記

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zoom RSS VOL.Sea7 米国の建築環境プログラム/シアトルの取り組み NO.7

<<   作成日時 : 2012/04/14 09:51   >>

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今回は、シアトル中央図書館の内部にある、
まったく違った空間をお見せしましょう。
Living Roomと呼ばれる1階吹抜の
オープンなホール兼開放書庫の閲覧室。
その中央から2階に上がるエレベータに乗ると、
そこは、イエローな世界が延々と・・・。

通常の2層分を登っていくため、
この黄色いトンネルは、
ある種の高揚感を生み出す不思議な空間。
その側面からは、バックヤードが垣間見えたり、
映像を使ったインスタレーションが施されて、
一種の展示空間にもなっています。

こうしたプラスティック的な素材には、
安っぽさが伴うのものですが、
それが上手く回避されております。
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次は、1階のLiving Roomから地下へ降りる階段が
黒い壁の前にさりげなくあります。
手前のスチール製縦格子のシンプルな手摺に
隠された、そこへ一足を踏み入れると
何と、レッドな世界が・・・。

黒い壁の下には、成形プラスチックで
一体的に創られたような
自由曲線のうねる真っ赤な階段と天井。
そして地下の赤い通路へと続く世界は、
まさしく異次元の空間。
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これまでの開放的で、光溢れる空間から、
いきなり投げ込まれたそこは、
精神性・内面性を揺さぶられ、これまた別の高揚感。

図書館という落ち着きのある場とは
まったく異なる空間を用意しているここには
良い意味での裏切りがあります。
最後の写真は、3階の通り抜け通路。
右側に開放的なホール、
通路はやはりレッドな世界。

その間を仕切っているのは、
折半と呼ばれる凹凸型のスチールに
細かい穴を空けたパンチングメタル。
写真では、結構な透過性に見えますが、
実際には、霞がかった壁に見えるため、
ホールから、このレッドな世界を感じることはできません。
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機能や合理主義だけで建築の空間は生まれるものではない
とモダニズム建築を批判したのは有名な建築家、
ロバート・ヴェンチューリの建築の多様性と対立性。
思わず、それを思い出させてくれました。
さすが、レム・クールハース。

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