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zoom RSS 琉球赤瓦屋根施工プロセス2・赤瓦の性能

<<   作成日時 : 2016/03/21 22:59   >>

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今回の宮里家のリフォームの発端となった赤瓦屋根の雨漏り。
「雨も土も降る家」
http://asahi.co.jp/beforeafter/d00170dlfa.html

赤瓦の原料は、沖縄クチャと赤土。
いずれも沖縄にしかない土なので、
この優れた赤瓦を本土で使おうと思っても無理です。
クチャは、貝の化石や珊瑚の死骸、
つまり炭酸カルシウムやミネラルを豊富に含みます。

赤土は、琉球石灰岩の風化物の土壌粘土で、
沖縄中南部の島尻マージはアルカリ性土壌、
沖縄北部の国頭マージは酸性土壌の二種類があり、
沖縄の陶器・やちむんの原料です。
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クチャと粘土調整のために赤土を混ぜて、
焼かれて作られますが、釉薬を用いず素焼きにされます。
これは、暑くてスコールの多い沖縄の気候には、
吸水率10〜15%の素焼きが適していると言えます。

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これに加えて、優れているのが圧倒的な遮熱性。
投光器の下で1時間当てて、トタン、和瓦、赤瓦の、
その直下での温度変化を実験してみると

・トタン:42.9℃ +15.8℃
・和瓦 :33.6℃ + 6.5℃
・赤瓦 :27.3℃ + 0.2℃
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ご覧のように、素晴らしい性能です。
本土では、屋根を残して内部の解体工事をおこなう場合、
建物内は、非常に蒸し暑くなるのですが、
今回の赤瓦屋根の下での内部解体は、
外より、涼しく感じるというこれまでに無い体験でした。

まさに、沖縄の気候風土から創り出された琉球赤瓦です。
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