建築で隠すということ(実例:屋内消火栓)

建築には、様々な設備機器が含まれていますが、
そうした機器類を建築的に隠すという行為が
各所でおこなわれております。

分かりやすい例でいえば、
一般的には冷暖房機が壁や天井に付いていますが、
これらが埋め込まれていて、機器本体が隠されて
吹き出し口だけしか見えていないとか。
こうすることで、冷暖房機という本体を消して、
冷暖房という必要な機能だけを取り出すわけです。
こうして、シンプルに納めることが、
あらゆるところでおこなわれているのです。

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また本来、その目的から逆に、
目立たなければならない設備もあります。
それは、防災設備関係。
避難誘導灯であったり、非常照明であったり。

その中に、屋内消火栓があります。
皆さんも廊下などに赤文字で消火栓と書かれた扉や
箱を目にしたことがあると思います。

通常、消火栓ボックスと呼ばれますが、
この中には消火栓ホースやノズル、
開閉バルブ、ポンプを作動させる
起動スイッチ等が収納されています。
ポンプは別な場所にありますが、そこから加圧された水が、
消火栓ボックスまで届き、放水することができます。

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つまり、初期消火にとって無くてはならないもので
大きさも、800W×1300H程度ある扉になっています。
通常であれば、壁の塗装と同じ色の鉄板か
ステンレスというのが一般的ですが、
これを特殊な壁材と一体にしようとすると、
一風変わった消火栓となります。

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壁材が花崗岩だったり、
鏡だったりすると、
ちょっとビックリするような、
ご覧のユニークな消火栓ができあがります。
こうした細部へのこだわりは、
良い建築ほど行き届いているはずです。

皆さんも、どこかでそのこだわりを見つけてみてください。

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この記事へのコメント

ZID
2014年10月01日 11:17
初めて見させていただきました。
この鏡でできた消火栓にとても興味を持ちました。
もしわかれば場所と造られた日など教えていただけないでしょうか?
参考にしたいので・・・
macchan
2014年10月02日 07:16
ZIDさん、初めまして。
この消火栓は、確か坂茂設計の銀座スウォッチビルだったと記憶しています。。。が、ちょっとさだかではありません。すみません、かなり昔のことなのでm(__)m

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