住まいの雨のみちをデザインする2021

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『雨のみちをデザインする』
これはタニタハウジングウェア・谷田社長の社是ですが、
建築にとっても大切な言葉です。
https://www.tanita-hw.co.jp

私の教えている静岡産業技術専門学校でも、
特別講義として、谷田社長に1コマ授業を
お願いしており、もう10年近くなります。
昨年はコロナ禍で、中断しましたが
今年とは、何とか開催できそうで良かったです。
この講義のあとでは、
学生たちも樋への関心が一気に高まります。

2019特別講義『雨のみちをデザインする』
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201910/article_1.html

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いくら綺麗な立面をデザインしても、
そこ取り付く軒樋から呼び樋、
そして落ちてくる竪樋の位置や素材と色、
これで台無しになるという外観を見掛けることもあります。

立面検討段階から樋の位置、
つまり雨のみちを考えて、
建物と屋根の位置関係を決めることが大事です。

しかし、あくまでも住まいの中での優先順位は
内部空間と住まい動線他ですので、
それを上手く納めるためには、設計側の技量です。

今回の住まいではなかなか難しい関係の箇所もあり、
屋根の架け方、構造、建て方、仕上げの納まりなど、
シンプルに納まる方法を心掛けました。

今回は、跳ね出しの外壁と屋根
そこに絡む下屋屋根の関係、
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大屋根と庇との二段屋根への見せ方、
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ガレージ棟と母屋玄関との離れと高さ、
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中庭谷樋の流れ分散と片流れの位置と落し口とサッシ位置、
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屋根から下屋、呼び樋と軒樋の納め方、
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様々な箇所で微妙な部分があったので、
躯体設計時から設備も含めて、
施工者との検討も早めにおこなっていました。

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また、敷地内の18m大ケヤキの落ち葉での
樋掃除にご苦労があった住まい手のために、
いつものすとっ葉°―というカバー付軒樋で対応し、
そのメンテナンスを不要としています。

ユキノキ・すとっ葉°―U16号
https://www.tanita-hw.co.jp/product/43/

しかしこうしたことは、
当たり前のように納まって、それが普通、
住まい手の目はほとんどいかないと思いますが、
そんな無理なく普通に納まるということが、
大事なことだと改めて感じます。

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